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fld_nor.gif 『はだかのけじめ』をアレンジしてみました
投稿日 : 2025/08/05(Tue) 22:50
投稿者 ベル
参照先
本誌2025年7月号のTOPICSにあった「AI小説」アンケートですが
5作品の簡単な説明文を習作BBSで読んだ時に
「これは、ベンジーさんが全編公開する前に、同じ説明文を使って自分でも書いてみよう」
と思い付きました。

私はChatGTPではなく、Google Geminiを使ってみました。
何度も繰り返し修正しながら、自分好みな表現や表記に変え
またまたリスペクト小説を書いてみました。

タイトルは不敵にも、ベンジーさんと似たような『ハダカのけじめ』を使い
登場人物もベンジーさんのオリジナルに寄せて
「希美(あさみ)」を「望海」に微変更しました。

その上で、説明文の要素は残しつつ
7/13にベンジーさんが投稿した第一章は見ないようにして書き上げました(笑)
それでは「パクリ小説」・・・もとい「リスペクト小説」をお届けします。



『ハダカのけじめ』


第一章:挑発的な誘い

望海は自室のベッドに仰向けになり、スマートフォンを天井に向けていた。画面には、昨日からずっと彼女の思考を占めているメールの文面が表示されていた。

「ハダカになって、外を歩いてみませんか?」
最初は悪質なスパムメールだと思った。しかしその挑発的な誘いは、単調な毎日に飽き飽きしていた望海の心に、奇妙な波紋を広げていた。
会社とアパートの往復。彼氏もなく、気の置けない友人もいない。そんな日々の中で、ネットは唯一、彼女が外の世界と繋がる窓だった。そこには常に、現実では決して味わえない刺激が転がっていた。

翌日、帰宅直後にもかかわらず、望海はあのメールのURLをクリックしていた。開いたページは、シンプルながらも洗練されたデザインで、余計な装飾は一切ない。そこには、いくつか質問が並んでいた。

「あなたは、現実に退屈していますか?」
「あなたは、新しい自分を発見したいですか?」
「あなたは、人目を気にせず解放されたいと願いますか?」
望海は迷いなく「はい」を選択し続けた。
「あなたは、ハダカになる覚悟がありますか?」
最後の質問は、挑発的な質問だった。指が震えた。

「・・・(たかがネットのアンケートよ?誰かに見られるわけでもないのに)」
そう自分に言い聞かせても、もしものことが頭をよぎった。それでも心の奥底に眠っていた『何か』が望海を強く彼女を突き動かし、「はい」をタップさせた。

すると画面が切り替わり、一枚の画像が表示された。そこには胸はもちろん、頭の先から足元まで何も隠さず、夜の街を歩く裸の女性の姿が写っていた。顔にはマスクを着けていたが黒いブーツを履き、その立ち姿は堂々としていて、どこか楽しげに見えた。彼女は明るい外灯の下に立っていたので、数人には気付かれていると思われた。そしてその画像の下には、簡潔なメッセージが添えられていた。

「歓迎します、ようこそ『野外露出の世界』へ。詳細については、改めてご連絡いたします」。

望海はスマートフォンを胸の上に置き、目を閉じた。鼓動が早くなり、体中に電流が走ったような感覚を覚えた。
「これは夢なのだろうか。それとも単なる悪ふざけ?」
しかし彼女の心はすでに、この未知の体験に強く惹きつけられていた。
「もし一歩踏み出したら、私の人生を大きく変えることになるかも知れない」
そう思うと、言いようのない興奮とわずかな不安が、胸中で入り混じった。

その夜、望海はなかなか寝付けなかった。いつもは会社の出来事や明日の予定で頭がいっぱいになるのに、今はただ、あのメールのことばかり考えていた。
「もし本当に、自分が裸で街を歩くことになったら。どんな風に感じるのだろう?どんな景色が見えるのだろう?」
想像するだけで、背筋がゾクゾクした。

翌朝、目が覚めると、枕元に置いたスマートフォンが通知を知らせていた。
「新しいメールだ」
送信元は、昨日と同じアドレス。ついに、詳細が送られて来たのだ。望海は慎重に画面をタップした。



第二章:背徳の準備

望海は、ベッドから起き上がると同時にメールの本文を読み始めた。簡潔な言葉で綴られたその内容は、彼女の想像を遥かに超えていた。

《日時:明日の夜、深夜0時。 場所:最寄り駅の駅前。 準備:マスクとブーツ。その他は一切不要!》
簡潔すぎる指示だったし、あまりにも現実離れしていた。
「地方都市とはいえ、駅前の開けた場所で?しかも明日の夜ですって?」
望海の心臓が激しく脈打った。これは夢でも悪ふざけでもない。しかし本気の、そして『現実』の誘いだった。

***** ***** ***** ***** *****

翌日、会社へと向かう電車の中、望海の頭はメールのことでいっぱいだった。最寄り駅の駅前で裸になる。その言葉が、まるで呪文のように脳裏を駆け巡っていた。
車内を見渡すと、皆が皆、当たり前のように服を着ていた。ジャケット、ブラウス、スカート。社会の一員に相応しい服を着て、それぞれの人生を歩んでいる。その当たり前の光景が、彼女は急に『奇妙』で『滑稽』に思えた。
「もし、私がこの電車の中で突然裸になったら、みんなどんな顔をするだろう?」
そんなあり得ない想像が、望海の口元にわずかな笑みを浮かばせた。

昼休み。望海はスマホで最寄り駅周辺の地図を開いた。彼女の住むアパートがある方の駅前は、深夜でも外灯は点いているが、終電後は静かで人通りも途絶える場所だった。
「だからって、そんな見通しの良い場所で裸になっていたら、見つからないとは限らないじゃない」
そう言いながら、遅くまで営業している飲み屋や飲食店の位置を確認した。自分でも不思議に思いながらも、出来る可能性を探っているかのようだった。

問題は『その他は一切不要!』という部分だった。アパートから駅前までは1km少しあり、そこまでずっと全裸で行くのは無理だった。
「となると、例えば全裸にコートかワンピースを羽織って、タイミングを見計らって脱ぐんだったら、出来るかも・・・」
望海はいつしか、この奇妙な体験を『特別な儀式』のように感じ始めていた。

勤務時間の定時を過ぎ、残業せずに望海は会社を後にした。彼女は足早にアパートへ戻るとクローゼットを開け、メールに書かれていた準備に取り掛かった。
「マスクはナイロン製のヤツがまだあったはず。それとブーツは、たしか押入れの奥の方に・・・」
望海はそう言いながら、買ったまま使わずにしまってあった白いナイロンマスクと、黒いブーツを引っ張り出した。しかしロングコートの方は先日クリーニングに出してしまったので、手元にあるのは丈がやや短いコートしかなかった。

「行かなければならない理由はないけれど、もしも行かなかったら後悔する気がする」
このまま何もしないで、退屈な毎日を送り続けるのか。それとも、この誘いに応じて未知の世界に飛び込み、新しい自分を見つけるのか。望海の心は大きく揺れ動いていた。

指定時刻前。望海はシャワーを浴び、いつもより丁寧にボディソープを泡立て、鏡に映る自分の裸体を見つめながら身体を洗った。どちらかと言えば地味な日常を送っていた望海にとって、自分の裸とこれほど向き合うことは滅多になかったが、他人との比較ではなく『裸になる覚悟があるかどうか』が重要なのだと解釈していた。

「だって、誰かの目に触れることになるかも知れないのは、私自身なんだから」
そう思うと恥ずかしさよりも、不思議な『高揚感』が湧き上がってきた。身体のライン、乳房の形や乳輪の大きさ、陰毛の生え方。今まで意識していなかった自分の身体が、まるで初めて自分で描いた絵画を出品するように感じられた。
シャワーを浴び終えた望海は、自宅のテーブルの上に置いたナイロンマスクを持見つめた。

「・・・もしやめるとしたら、今しかない」
気が付くと指先が震え、心臓の音は耳鳴りのように響いていた。しかし、実際にマスクを着けると、不思議と気持ちが落ち着いてきた。
「これから始まる『野外露出の世界』への期待が、そうさせているのかしら?」
そのまま玄関に行き、ナイロンマスクの位置を微調整してブーツを履くと、まるで『別の自分』に変身していくような感覚になった。望海はあらためて姿美鏡に映った自分の姿を眺めてみた。

「ヤバい。これじゃ、あのメールの女性と同じ『露出狂』じゃないの!」
しかし、その口調は嫌悪感ではなく、高揚感に満ちていた。実際、鏡に映る自分の姿は挑発的でありながら、いつもより生き生きしているように見えた。
「いつもの私じゃない。何かに挑もうとしている、特別な『私』だわ」
素直に、そう感じていた。
「この姿で、本当に駅前を歩いてみたら・・・」
望海は少し想像するだけで、言い知れない興奮と不安が混じり合った。

時計の針は、すでに23時を回っていた。彼女は静かに玄関のドアを開け、夜の路上へと踏み出した。ブーツのヒールが乾いた音を立てていた。その音はまるで、彼女の新しい人生の始まりを告げるかのようだった。



第三章:背徳の決行

夜の帳が降りた道路を、望海は早足で進んでいた。ブーツのヒールでアスファルトを叩く音が静まり返った住宅地に響き、彼女の心臓の鼓動と重なって聞こえた。すでにコートの下には、肌を隠すものは何も身に着けていないので、ただ歩くだけでもいつも以上に乳房が揺れた。

「私、本当にやれるの?」
最寄り駅のロータリーが見えてきた時、望海はコートのポケットに手を入れて固く握りしめた。指定時刻は深夜0時。あと15分ほどで、その時刻になる。終電が通り過ぎた駅前のタクシー乗り場には、まだ1台だけが並んでいたが、他に人影はなかった。

「あのタクシーさえ行ってくれれば・・・」
望海は人気(ひとけ)のない郵便ポストの陰に身を隠し、周囲を何度も見渡した。その後も人通りはなかったが、タクシーは停まったままだった。運転手がどんな人なのかは見えなかったが、『空車』の表示が点いているので乗ったままなのだろう。

「ああ、もう指定時刻だわ」
望海は意を決してコートのボタンに指を掛け、一つ、また一つと、慎重にボタンを外していった。脱ぎ終えたコートを郵便ポストの陰に押し込むと、彼女は深く息を吐き、マスクとブーツだけの姿でロータリーの中心へと歩き出した。
「終電を過ぎても停まったままなのは、きっとタクシーの中で居眠りしているのよ」
望海はそうあって欲しいと願いながら、慎重に歩みを進めた。

ロータリーの中心には、大きなモニュメントがあり、それを照らす外灯がひときわ明るく輝いていた。その光が当たる場所まで進んでいくと、肌が明るく照らされ、恐怖と快感の両方を彼女に与えていた。
「もし運転手さんに見られたら、どんな言い訳をすれば良いんだろう?」
そんな思いが頭をよぎった。しかしそれ以上に、この非日常的な状況が彼女の心を支配していた。

「私は今、アンケートに答えて見せられた『あの女性』と同じことをしているんだ」
これまで感じたことのない強烈な開放感は、日常という檻から解き放たれたような感覚だった。タクシーの横を通り過ぎた望海は、思い切って運転席を覗き込んでみた。
「いた!・・・でもやっぱり眠っているみたい」
タクシーの運転手は制服の帽子を顔に載せ、シートを倒して腕を組んだまま眠っていた。

「このまま運転手さんが眠っている間に、課題を済ませてしまおう」
駅前でもっとも外灯が明るく照らす場所まで移動した望海は、自撮り棒を使って課題達成の証拠写真を撮った。顔が見切れたり画面が斜めになったりと、緊張していたせいもあってなかなか良い画像が撮れなかったが、数枚目にようやく納得のいく写真が撮れた。
望海は写真の一部を切り取って、顔が分からないような構図に修正すると、その場で写真を添付したメールを返信した。

「これでやっと帰れるわ」
無茶だと思っていた課題をやり遂げた望海は、意気揚々とコートを隠した郵便ポストへ向かった。しかしその瞬間、タクシーのヘッドライトが点灯し、彼女の身体は強く照らし出された。
「えっ、いつから気付ていたの?」
夜の空気が急に冷たく感じられ、鳥肌が立った。見られていたんだと確信した時、彼女の背筋はゾクゾクと震えた。

「おいおい、こんな田舎にも『露出狂』っていたんだな」
タクシーから降りて来た運転手は、自分の父親くらいの年齢の男性だった。おそらく走って逃げれば追い付かれないだろう。しかし、アパートの鍵はコートと一緒に郵便ポストの陰に置いたままなので、逃げ切れたとしても部屋には入れなかった。

「・・・(こんな時、『あの女性』ならどうするんだろう?)」
望海は彼女の背景に、数人の通行人が写り込んでいたのを思い出しながら考えた。
「・・・(想像に過ぎないけれど、彼女はきっと軽く微笑んで、何事もなかったように堂々と振る舞ったような気がする)」
望海は身体を隠さないまま、自ら運転手に近付いて行った。

「こんばんは。今夜は月がとても綺麗ですね」
咄嗟に出た挨拶だったが、望海が全く物怖じしないので、むしろ運転手の方が気後れしていた。
「自撮りしていたってことは、襲われた訳じゃないんだろう?」
「ええ、解放感を味わいたくってやっていました。でも見られたい訳じゃないから『露出狂』とはちょっと違うかも知れませんね」
望海はそう言いながら、運転手の手がギリギリ届かない位置まで近付いた。

「こんなにしっかり見せているのに、露出狂じゃないだって?」
運転手はニヤニヤしながら、望海の裸体を舐め回すように見つめた。
「・・・(ああ、これが『野外露出の世界』なのね)」
そう思うと、乳首はますます硬く突き出し、肉襞からは愛液が今にも溢れそうになっていた。

「見つかってしまったのに、今さら隠すのも変じゃないですか。触らない・騒がない・撮影しない。この『3つのS』を守れるなら、もうしばらく見てても良いですよ?」
咄嗟に出た言葉だったが、内心では自分でも驚いていた。
「本当かい?へへへ、今日は客には恵まれなかったが、ようやくツキが回って来たみたいだ」
運転手は望海をタクシーのボンネットに座らせると、膝を広げて欲しいと頼んだ。

「もう、今夜だけ特別ですよ?」
望海は運転手が望むまま、ボンネットの上でM字開脚の姿勢になった。
「うひょ~、御開帳だ!眼福、眼福!タクシー続けていて良かったよ」
運転手は真正面でしゃがみ込み、彼女の秘部をしっかりと堪能した。
「・・・(エンジンの上だから、少し暖かいわ)」
望海は見慣れた駅舎の方を見ながら、『退屈な日常』に別れを告げ、これまでとは全く違う『新しい自分』に生まれ変わったんだと感じていた。



第四章:ハダカのけじめ

エンジンの熱でじんわりと温められたボンネットの上で、望海はM字開脚の姿勢のまま駅舎を見つめ、軽いアクメを迎えた。まるで今夜の全てが遠い夢だったかのように思えるのに、運転手に見つかった後の場面はどれも鮮明で、快感で満たされていた。彼女の子宮の内側は、得体の知れない『熱』がいつまでも残っていた。
「ああ、今日は本当にイイもん見せてもらったよ。おかげで目が冴えちまった」
運転手は満足そうに立ち上がると、タクシーの後部座席のドアを開けた。

「なあ、お嬢ちゃん。こんな格好で一人で帰るのは危ねぇだろう?家まで送ってやるよ」
彼には悪気がなさそうでも、その申し出を聞いた望海の心臓は、再び早鐘を打った。
「・・・(もし家まで送ってもらえば、自宅の場所まで知られてしまうじゃない)」
さすがにそれは避けたかった。しかし、頑なに断り続ければ、運転手の機嫌を損ねてしまうかも知れない。

「ありがとうございます。でも、家は割と近くなんです。この先の公営住宅に住んでいるので」
望海は咄嗟に嘘をついた。彼女はボンネットから降りると、コートを隠した郵便ポストの陰からコートを取り出し、素早く羽織って公営住宅の方へと歩き出した。

「そうか。じゃあ、そこまで送ってやるよ」
運転手はそう言って、タクシーのエンジンをかけた。仕方なくタクシーに乗り込んだ彼女は、公営住宅の適当な棟の前で降ろしてもらった。

「じゃあな。また、どこかで会えると良いな」
「はい、またどこかで」
望海が曖昧に答えて別れを告げたのに、運転手はにこやかに手を振った。タクシーが走り去るのを階段室の陰から見送り、その姿が完全に視界から消えたことを確認すると、彼女はようやく安堵した。
「ここに住んでいると勘違いしてくれれば良いけれど……」
望海は急いで階段室から離れ、少し遠回りしながらアパートへと戻った。

帰り道、望海は今夜の出来事を思い返していた。もう裸ではないのが残念なほど彼女は欲情し、アパートに着く直前には完全にコートを脱いで歩いていた。
「さっき、運転手さんには露出狂じゃないって答えたけれど、『野外露出の世界』を知ってしまった今の私は、完全に露出狂だわ」
部屋に入ってブーツとマスクを脱いだ望海は、そのままオナニーに没頭した。

***** ***** ***** ***** *****

それからしばらく経ったある日、望海は夕方の駅前であの運転手と再会した。会社帰りなので彼女は服を着ていたし、彼もタクシー乗り場の待機車両の1台として並んでいたため、軽く会釈を交わすだけだった。
運転手はあの夜のことを仲間にも話した様子がなく、望海の秘密を守ってくれているようだった。

「疑って悪かったかしら。年の差が少し気になるけれど、信頼出来そうなら露出のパートナーになってもらうのもアリかも?」
望海の心に、そんな感情が芽生え始めていた。それは、同じ経験を共有した者同士にしか通じない『特別な絆』のようなものに思えた。

その日の夜、望海は再び自宅でシャワーを浴び、丁寧なボディソープで体を洗いながら鏡に映る自分の裸体を見つめていた。そして、ブーツとマスクを身に着けると、再び深夜の駅前に向かった。

「あの運転手さんの名前も連絡先も分からない以上、同じ時間に行ってみるしかないわ」
もちろん約束をした訳ではない。ただ、もし再びあの運転手と会えたら、彼の前で再び裸になっても良いと決めていた。しかし、歩いて向かった駅前のロータリーは、相変わらず静まり返っていた。

「・・・居ないか。まあ、そうよね」
望海が諦めかけたその時、一台のタクシーが『空車』の表示を点けてロータリーに走り込んで来た。その表示は彼女を迎えに来たかのように輝いていた。
「ああ、もうこれは偶然なんかじゃない。運命よ」
望海はゆっくりとコートを脱いで全裸になると、彼のタクシーが乗り場までやって来るのを待った。

「お嬢ちゃん、やっと会えたな」
「何言っているんですか。夕方にも会っているのに・・・」
なぜか涙が込み上げて、望海は目尻を押さえた。
「ああ、服を着ていたから最初は分からなかったけれどな。だけど、きっと今夜また会える。あの時、オレの直感がそう言ってたのさ」
「じゃあ私も、その直感に応えないとなりませんね」
望海はボンネットによじ登ると、何の躊躇いもなく膝を広げた。それは露出のパートナーになってもらう相手への『ハダカのけじめ』だった。
【おわり】




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件名 Re: 『はだかのけじめ』をアレンジしてみました
投稿日 : 2025/08/06(Wed) 17:29
投稿者 ベンジー
参照先 http://www.benjee.org
『ハダカのけじめ』は、実は途中で「そのリクエストには、お応えできません」になって、中断していたものを再開→完結させたものです。
中断した理由が、公衆の面前での露出シーンが利用規定に引っ掛かると言うものでした。
それなら、VR上ならOKなのではないか、と言うことになり、『平凡OLのVR体験』に繋がったのです。
たいして過激なシーンでもないと思ったのですが、AIも機嫌が悪い時があるようです。

さて、ベルさんから頂いた作品ですが、これまた、私の考えていたものとは、全く方向性が違うものとなりました。
書き始めは似ていたので、似たような内容になるのかと思っていましたが、しっかり裏切られました。
もちろん、良い方向に。
何と言っても、駅前で全裸ですからね。
誰もいなくても、いつ見られるかわからない場所を歩くハラハラ感が良かったです。
タクシー運転手に見つかって以降はジェットコースターでしたが、
ベルさんって、読み物として短くまとめるが上手ですよね。
私も見習いたいと常々思っています。

望海も、望海なりのけじめが付けられて良かったですね。
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